社員インタビュー04

人を知る

社員紹介

INTERVEIW #04

飼育員として、お客様に生き物の魅力を少しでも発信できるように心がけています。

品川事業部・海獣担当

※事業内容・所属部署は取材当時のものです。

2021年入社
水産学部・水産学科 卒

入社の理由は?

もともと生き物が好きで、生き物に携わる仕事がしたいと考える中で飼育員という仕事に魅力を感じ、水族館を就職先の候補として調べるようになりました。
調べている中で、生き物だけではなくて人との繋がりも飼育員として大事にしたいと思っていたので、当社サンシャインエンタプライズの「おもてなしを極めます」という理念を見て、この水族館だと生き物だけではなく、人とも深く関わっていけそうだと感じたことが、志望した大きな理由の一つです。
コロナ禍での入社となったので、イベントは多くはなかったのですが、いきものディスカバリーという形でサンシャイン水族館で働いていた時はいろいろお客様へ向けて価値提供できたり、しながわ水族館に来てもペンギン水槽はアクリルがないのですぐ目の前で解説できたりというところなど、すごく入社前に思い描いていたことができていると感じています。

入社~現在に至る仕事紹介

一年目は丁度コロナ禍でアクアゲストコミュニケーション部としてサンシャイン水族館に海獣担当として配属された4日後に休館になりました。お客様と話すためには、生き物の知識がないと話せないと考えていたので休館していた約二ヶ月間はひたすら飼育をしながら生き物の知識をつけるようにしていました。上司や先輩にその共有をしながら生き物について学ぶ期間でした。
休館開けたと同時に基本的には一年目の仕事、ルーティーンの仕事を覚えながら徐々にイベントや生き物ディスカバリーなどの担当に入っていくような感じでした。
一年目の終わりから二年目にかけては、飼育面ではろ過機の洗浄などの設備関連の作業なども教えてもらったり、その他イベントの担当として、カスタマーコミュニケーション部(当時の催事企画担当部署)の方と企画を作り上げていったり、場合によっては共有する資料を自分の手で作ったりなど、飼育員としても会社員として結構幅が広がったというのが二年目の期間です。
三年目には品川事業部へ異動し、しながわ水族館勤務になりました。イベント担当や生き物の搬入出などの業務も任せてもらうようになり、各所と調整しながら準備を行っています。
サンシャイン水族館ではペンギンとカワウソを主に担当しておりましたので、2種類の生き物に関しては品川事業部に異動してすぐに一人で管理を行うようになりました。イルカ、アシカ、アザラシは飼育経験がなかった為、先輩から指導を受けているところです。

TIME TABLE一日のスケジュール

  • 8:45

    出社

    生き物や水槽に異常がないかをチェックします

  • 9:00

    カワウソ水槽の掃除

    朝礼までの時間で出来る範囲で水槽の掃除を進めます

  • 9:30

    朝礼

    朝の見回り時に気付いたことや、1日の作業スケジュールをチームメンバーに共有します

  • 10:00

    ペンギン水槽の掃除と給餌

    お客様が観覧する展示面を掃除しながら、各個体の様子を確認します
    普段の様子と比べながら、異常がないかをチェックします

  • 11:30

    カワウソの給餌

    ペンギンの作業の合間にカワウソの給餌を行います

  • 12:00

    昼食

    事務所でお弁当を食べながら、チームメンバーと飼育生物の話などをします
    お昼休みは日中に各水槽に散り散りになるチームメンバーと顔を合わせられる貴重な時間です

  • 13:00

    チームミーティング

    それぞれが進めている案件やイベントの企画案などを共有し合います

  • 14:30

    ペンギンの給餌

    ペンギン水槽を担当する日は午前と午後の1日2回給餌を行います
    ペンギンの生態を紹介するトークイベントのMCを行うこともあります

  • 16:00

    飼育日誌記入

    生き物の摂餌状況や摂餌量などの生体情報から、展示水槽の気温・水温などの環境情報まで
    一日の飼育の記録として飼育日誌を記入します

  • 17:00

    見回り

    閉館後、各水槽の見回りを行います

  • 17:30

    夕礼・退社

    一日の作業の報告や、明日の予定の共有を行います
    チームメンバーとその日気になったことの共有や明日の作業確認などを行い、退社します

仕事のやりがいは?

一番のやりがいは、自分の行いが生き物の健康に繋がったり、あと実際にお客様の発見や喜びに繋がるのを間近で感じることできることです。
例えば、カワウソの給餌前に「今から餌をあげますよ」とお声がけするだけでもお客様の見る視点が変わったり、逆に給餌中にアクリル越しに熱心に見ている方がいたら終わった後にお客様のところに行って、色々カワウソの話をするなどして、飼育員として生き物の魅力を少しでも発信できるように心がけています。飼育している生き物の様々を伝えた上で、お客様から「そうなんだ!」や「知らなかった!」などの声を引き出せたときは、この仕事をやっていてよかったと感じる瞬間の1つです。

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